佐原にある創業350年のラー油、ごま油の専門店。手作りの味わったことのない高級ラー油とごま油をお届けします。
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油茂製油 ごま油の作り方


秘伝技法である<玉絞め>って何?
油茂製油だからできる、ここだけの味。そんな、ごま油の製作工程をご案内します。
手間がかかりますが、本当に良いものをお届けしたいという一心で作っています。


ごまを精選する

1.ごまを精選する

厳選された白ごま(一般的に、製油に於いては黒ごまより油分の多い白ごまを使用します)をシフターと呼ばれる選別機にかけてふるいます。



釜で炒る

2.釜で炒る

直径1m以上もある大釜で、1回60kgの原料を約1時間焙煎します。

この時点で、油の色や香りがきまってしまうので、最も神経を使う作業です。経験と勘を必要とする非常に難しい部分でもあります。



床に広げて放冷する

3.床に広げて放冷する

きつね色にしあがった原料を木の床に広げて冷まします。

人肌といって、35ないし40度位になるまで冷やし、油が出やすいようにタンパク質を凝固させる作業です。



ごま粒を細かく砕く

4.ごま粒を細かく砕く

ロールと呼ばれる機械で、すりごま状に砕きます。ごまの分子を破壊することが目的です。

ごまは、50%が油分で最も油が搾りやすい種子の1つです。



蒸気で蒸してから金輪に仕込む

5.蒸気で蒸してから金輪に仕込む

その後、木でできた桶(底に穴があいている)に20kgほど仕込み、100度以上の蒸気で、約3分ほど蒸します。

加水分解の原理で、水と油が分離しやすくなります。

蒸しあがった原料を金輪という3段でできた鉄の枠に木の杵で押し込み、麻袋に包んでセット完了です。



搾油開始

6.搾油開始

金輪を玉絞め機に装填します。

水圧により下の台がゆっくりと上昇し、搾油が始まります。上からぶらさがった正当石(しょうとういし)に押し付けられ、じょじょに油が滴り落ちてきます。

常温で、他の搾油法に比べて圧力も小さい(1平方センチメートルあたり180kg)ので、油の風味を損なうことなく、手作りに最も近い方法で搾油することができます。

20kgの原料から7kgしか油がとれません。1時間以上かけて搾ります。



自然沈殿した油を和紙でろ過する

7.自然沈殿した油を和紙でろ過する

搾油された油を1昼夜自然沈殿させ、その後、「こうぞ」でできた和紙でろ過します。

無理な圧力を一切加えないので、やさしい油として製品となります。

梅雨時は紙が破れたり、冬期は油が凍ったり、ここにも人知れず苦労があります。

最初の工程からここまで4日ほどかかりますが、とにかくこれで完成です。



玉絞めは1回に少量ずつしか処理できず、搾油の仕込みにも、搾ったあとの粕抜きにも、いちいち人手がいります。

2人がかりで、1日4回搾って月産10トン、これは最大手のメーカーの100分の1以下です。
この様にして完成した伝統的、かつ最高品質のごま油。ぜひ味わってみてください。


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